スプルース＋マホガニーのセミホローボディにスプリットタイプのレースセンサーとピエゾピックアップ，ＴＢＸコントロールを搭載，しかも，フレットレスという，仕様だけを見るともはやプレシジョンベ−スとは思えないモデル。でも，音は，しっかりプレシジョンベ−スです。ここまでやったＦＥＮＤＥＲ　ＪＡＰＡＮの努力って一体・・・・・？

かなり昔のことですが，はっぴぃえんどの解散コンサートのＴＶ番組で細野晴臣がフレットレスのプレシジョンベ−スを弾いているのを見ました。「おっ！フレットレスってなかなか・・。でも，フレットないのにどうやって音程をとるのだろう。」とか思っていましたが，案ずるより生むが易し。適当でも何とかなるものです。

この機種，とうに生産中止だと思っていましたが，最近，フレッテッドの新品を高松市のThe楽器屋で発見。どうやらFENDER JAPANから輸出モデルとして出ているようです。

岡山市でほぼ半額で入手。登録はがきの料金別納の期限が購入の時点で６年前に切れていました。地元の楽器店でもウォルナット材を使ったものが永いこと飾られています。半額というわけではありませんが，特価品なので誰か買ってあげればいいのに・・・。

ＴＷＢシリーズのボディは，マホガニーを基本に表側と裏側にエキゾチックウッドをラミネートしていますが，うちのは，ブビンガが貼ってあります。お店で試奏してみるとなかなか深い響きが出ておりました。(そのときのアンプは，HARTKEのKICKBACKでした。)

５弦だし，高価だったのでしばらく家で「あんたに弾きこなせるの？」なんてえらそーにしていましたが，だんだんうちとけてきているようです。いい子，いい子。

この人は，2006年３月に職場でベースを弾く機会があってステージデビューを果たしました。

岡山市で40%offで入手。一時期，少年ジャンプで以前連載していた作品中のブレーメンというバンドのベースシストの愛機でもあります。

ピックアップは，ＪＪですが，ＢＢの一族だけに太い音が出ます。パッシブの音を追求したという宣伝文句にたがわないと思います。

欠点は，重いこと。私見ですが，色のバリエーションやピックガードの色なども，もう少し考えた方がいいと思います。

ＪＪタイプのピックアップを搭載したＢＢには，ｓｔｄの他にLIMITED，CUSTOM，５弦モデル，などがあり，上位モデルは，全てラッカーフィニッシュです。たしかに音はいいかもしれませんが，気を使わずに演奏できるSTDはもっと評価されていいと思います。

現在，パッシブJJの BBは，絶版。本来のBBは，定価３０万円超えの国産品と，外国製の普及品だけ・・・３０万円出せるなら，スティングレイかBIG-ALを先に買うよ・・・。